手作り化粧水の作り方

化粧水は有名メーカーや人気ブランドのものを買って使用しているという人は多いと思いますが、実は自分で手作りすることもできます。

手作り化粧水のメリットはいろいろありますが、一番のポイントは安心して使えること。

材料をそろえて自分で手作りするので、配合されている成分もはっきりしているし、商品化しなくて良いぶん、防腐剤などの余計な添加物を入れなくて良いところが大きな魅力です。

また、市販の化粧品は高価なものが多いのですが、その中にはパッケージ代や宣伝費など、化粧水の効果とは直接関係ないものも含まれています。

その点、手作り化粧水なら余計な費用がかからないので、コストパフォーマンスの高さも人気の秘密となっています。

手作り化粧水の作り方

手作り化粧水の作り方は配合する成分によって多種多様ですが、ここでは最も手軽に作れるベース化粧水の作り方を紹介します。

1.材料をそろえる

まず、手作り化粧水の材料をそろえます。

といっても、用意するのはベースとなる精製水と保湿成分であるグリセリン、そして化粧水を入れる容器だけ。

精製水はドラッグストアに行けば100円以下で販売されていますし、グリセリン数百円程度で手に入るので、手軽に始められます。

なお、グリセリンにはさまざまな濃度がありますが、あまり濃度が高いとかえって肌に負担がかかるおそれがあるので、5~10%くらいのものを選びましょう。

容器は清潔なものであれば何でもOKですが、より衛生面を重視したいのであれば、煮沸消毒できるガラス製のものがおすすめです。

2.精製水とグリセリンを混ぜる

精製水100mlに対し、グリセリンを5~10mlほど入れて混ぜ合わせます。

グリセリンの量はさっぱりタイプがお好みの方は少なめに。逆にしっとりとした質感が好きな方は多めに入れるとよいでしょう。

精製水とグリセリンを容器に入れたら、グリセリンが溶けきるまでよく振って完成です。

このベース化粧水に、お好みでヒアルロン酸の粉末を入れてみたり、クエン酸を入れて弱酸性の化粧水にしてみたり、あるいは少しだけエタノールを入れてさっぱり感をプラスするなど、いろいろアレンジすれば自分だけのオリジナル化粧水が作れます。

手作り化粧水の注意点

手作り化粧水はお金をかけず、手軽に作れる便利なコスメですが、そのぶんいくつかの注意点があります。

容器は消毒して使う

手作り化粧水は無添加のぶん、雑菌などが混入するとすぐに品質が劣化してしまいます。

そのため、化粧水を入れる前には、必ず容器を消毒するよう心がけましょう。

ガラス製なら煮沸消毒でOK。プラスチック製の場合は無水エタノールを含ませた脱脂綿などでていねいに汚れを拭き取ります。

使う時は短期間で

手作り化粧水には防腐剤などが含まれていないため、使用期限は約1週間くらいが目安です。

それ以上保管しておくと雑菌が繁殖するおそれがあるので、作ったらなるべく早めに使い切るようにしましょう。

パッチテストを行う

手作り化粧水は余計なものを入れないシンプルな化粧品ですが、それでも人によってはアレルギーなどを起こす可能性があります。

そのため、初回は腕の柔らかい部分に化粧水を薄く塗り、24時間放置するパッチテストを行うようにしましょう。

もし患部に赤みや腫れ、かゆみなどの異常を感じたらただちに洗い流し、その手作り化粧水の使用は諦めた方がよさそうです。

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