つけまつげの種類や、使い方&選び方を紹介

つけまつげとは、まぶたにつけてまつげをボリュームアップさせる人工まつげのことです。

ゴムやプラスチック製の軸に人工毛が植え付けられており、まぶたのカーブに沿ってつけられるよう、やや曲線を描いた形になっています。

この軸に専用の接着剤をぬってまつげの生え際につけると、もとのまつげと重なってボリュームを増やすことができます。

つけまつげの特徴・役割

まつげの量を増やす

まつげは量が多いほど目力が強くなり、目元をはっきり印象づけることができます。

つけまつげをつけると、もとのまつげとの相乗効果でまつげの量がボリュームアップし、ふさふさで魅力的なまつげを作り出せます。

まつげの長さを伸ばす

年齢を重ねたり、ビューラーを使いすぎたりすると、まつげが途中で切れて短くなってしまうことがあります。

つけまつげの長さは商品によって異なりますが、ほとんどのものは十分な長さを備えているので、短くなったまつげをカバーすることができます。

つけまつげの種類

つけまつげの種類は目的に合わせて大きく4つにわかれています。

フルラインタイプ

目頭から目尻まで幅広くカバーできるつけまつげです。

最もスタンダードなタイプですが、商品によってデザインが微妙に異なっており、まつげが毛束になっているタイプや、毛が交差しているタイプ、目尻の部分だけ毛量が多くなっているタイプなど、バリエーションが豊かなところが特徴です。

ハーフタイプ

長さがフルラインの半分しかないタイプです。

目尻だけボリュームアップしたい場合に便利ですが、フルラインに比べるとつける位置に微調整が必要です。

ポイントタイプ

ハーフタイプよりさらに幅がせまい部分用のつけまつげです。

まつげがまばらなところや、少しだけボリュームを足したいという場合はハーフタイプよりポイントタイプの方が使い勝手がよく、より自然に仕上がります。

下まつげ用

下まつげのボリュームをアップしたいときに使用するタイプです。

上まつげに比べて長さが短く、下まつげにつけても違和感のないデザインになっています。

つけまつげを使うときのポイント・注意点

つけまつげは自宅で手軽にまつげをボリュームアップさせられる便利なコスメですが、初めての方は使うときにいくつか注意しなければいけないことがあります。

クルーが目に入らないよう注意

つけまつげは軸の部分にクルーと呼ばれる専用の接着剤をつけて使用します。

クルーはまぶたに貼ってもあまり負担にならない成分を使用していますが、薬剤であることに変わりはないので、うっかり目に入ってしまったりすると炎症を起こしてしまうことがあります。

特に慣れないうちは薬液が目に入る危険性が高いので、つけるときは慎重に扱うようにしましょう。

メークの後につける

初めての方はつけまつげをいつ付ければ良いのか悩んでしまうところですが、基本的にはメークの後がベスト。

特にアイラインを先に引いておくと、つけまつげをつける場所の目安になるので、初めてでも不自然な仕上がりになりません。

つけまつげと自まつげをなじませる

最近のつけまつげは質がよいものが多いのですが、やはり人工まつげと自まつげでは微妙に長さや質感が異なるため、仕上がりがやや不自然になってしまいます。

そんなときは、自まつげにあらかじめマスカラを塗っておくのがポイント。

その後、つけまつげを付けて、再びマスカラをぬると、自まつげとの間に自然な一体感が生まれます。

もちろん、仕上げに自まつげの長さに合わせてつけまつげをカットするのを忘れずに。

つけまつげの選び方

つけまつげの選び方は、目のタイプで選ぶ方法と、なりたい目元に合わせて選ぶ方法の2種類あります。

目のタイプで選ぶ

目のタイプには一重、二重、奥二重の3種類があり、それぞれ似合うつけまつげのタイプに違いがあります。

○一重の場合

一重の方は目元に立体感をもたせるため、目尻にボリュームのあるつけまつげを選ぶのがおすすめ。

逆に目頭にボリュームのあるタイプはズレたりはがれたりしやすいので、長さは目尻から3分の1程度におさえましょう。

○二重の場合

二重の方はもともと目力が強いため、毛量の多いつけまつげを選ぶと派手な仕上がりになってしまいます。

そのため、毛量が少ないものや、あまり毛が長くないタイプの商品を選ぶようにしましょう。

○奥二重の場合

一重の方と同じく、目頭まであるフルラインタイプをつけるとズレたり取れたりする原因となるので、ハーフタイプかポイントタイプのつけまつげを選びましょう。

また、軸が太めのつけまつげを選ぶと、目がふちどられてぱっちりとした目元になります。

なりたい目元で選ぶ

同じフルラインタイプのつけまつげでも、毛の長さや毛量によっていろいろなタイプに分類されます。

たとえばビューラーの使いすぎなどでまつげが短くなってしまった人は、長さのあるロングタイプがおすすめ。

一方、まつげの量が少ない方は、毛量の多いボリュームタイプを選ぶと、くっきりとしたインパクトのある目元になります。

さらに全体のデザインにも注目。まつげがいくつかの束状になっているものにはデカ目効果があり、毛束がまっすぐになっているものには目元をすっきり見せる効果があります。

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