ビューラーの種類や、使い方&選び方を紹介

ビューラーとは、まつげをはさんで上向きにカールさせるメークアイテムのことです。

正確には、ビューラーとは1930年に初めてまつげカール器を実用新案とした「ビウラ」の商標で、正式なアイテム名は「アイラッシュカーラー」と呼ばれています。

ただ、日本ではビューラーという呼び方が広く定着しており、現在はアイラッシュカーラーの総称として広く使用されています。

持ち手はハサミのような形をしていますが、先端はまつげをはさむことに特化した独特な形になっており、まつげをあてる部分にはガードとしてシリコンが装着されています。

ビューラーの特徴・役割

目を大きく見せる

ビューラーでまつげを上向きにくるんとカールさせると、まつげのふちどり効果によって目がひとまわり大きく見えるようになります。

白目がきれいに見える

瞳は黒目と白目がきれいなコントラストになっているほど目力が強く、魅力的な目元になります。

ビューラーを使うと、白目にかぶさっていたまつげが上にあがり、隠れていた白目がくっきり浮かび上がるので、目元の美しさが際立つようになります。

ビューラーの種類

ビューラーの種類はサイズや性能などによって大きく3タイプにわかれます。

普通タイプ

まつげをはさむ力を応用してカールさせるスタンダードタイプのビューラーです。

最も一般的なタイプで、一度にまつげ全体をカールさせることができます。

手動なので自然にカールさせるのはややむずかしく、ちょっとしたテクニックが必要です。

部分用タイプ

普通タイプよりも幅がせまい部分使い専用のビューラーです。

目頭や目尻など、普通タイプではカールしにくい部分をピンポイントでお手入れできるので、普通タイプとの併用がおすすめです。

電気タイプ

電気による発熱を利用してまつげをカールさせるタイプです。

熱を加えることでカールのくせが強くなり、長時間しっかりとしたカールをキープできます。

形状はさまざまで、普通のビューラーのようにまつげをはさむタイプのほか、先端にブラシがついていて、まつげに当てて使うタイプもあります。

ビューラーを使うときのポイント・注意点

力を入れすぎない

まつげをしっかりカールさせたいがために、ビューラーでぎゅっと強くはさんでしまう方がいますが、あまり力を入れすぎるとカーブが直角になって不自然になりますし、何よりまつげに大きな負担がかかってしまいます。

そのため、ビューラーを使う時はまつげの長さを根元、中央、先端の3つにわけ、それぞれのブロックごとにビューラーをやさしくかけるようにしましょう。

特に中央から先端部分については、小刻みにはさみながら徐々に動かしていくと自然なカーブを描くことができます。

電気ビューラーは上級者向け

電気ビューラーは力を入れずにまつげをきれいにカールすることができるので、プロのメークアップアーティストも使用しています。

ただ、電気で加熱するぶん、手動タイプに比べてリスクが大きく、慣れていないとまぶたにうっかり触れてやけどしてしまうおそれがあります。

特にビューラーに不慣れな方は手元が狂いやすいので、まずは手動のビューラーの取扱いに慣れてから、あらためて電気ビューラーを使用するのがおすすめです。

ビューラーの選び方

ビューラーはメーカーやブランドによって形やサイズ、素材が異なるので、自分のまぶたに合ったものを選ぶことが大切です。

目の形に合わせて選ぶ

目の幅や形には個人差があるため、たとえ人気ランキングNo.1の商品であっても、自分のまぶたにフィットするかどうかは実際に使ってみないとわかりません。

そのため、ビューラーを選ぶときはできるだけテスターが置いてあるところに行き、実際に自分の目の形に合うかどうか試してみるのがベストです。

実際に試すときは、まつげ全体を一度にはさめるかどうか。まぶたをはさんでしまう危険がないかどうかをよくチェックしましょう。

ゴムは硬めがおすすめ

ビューラーにはまつげを傷めないよう、シリコン製のゴムが装着されていますが、素材の質は商品によってまちまちで、柔らかいものもあれば硬いものもあります。

柔らかいものの方がまつげにやさしいと思われがちですが、実際はゴムが柔らかすぎるとまつげがゴムに食い込んでしまうため、かえって負担が大きくなってしまいます。

そのため、ゴムはやや硬めで、あまり力を入れなくてもしっかりカールできるものを選ぶとよいでしょう。

ビューラー 関連ページ

ページの先頭へ