アイプチの種類や、使い方&選び方を紹介

アイプチとは、まぶたを一重から二重に変えることができる目元専用の化粧品です。

実は「アイプチ」というのは、正確には化粧品メーカーである「株式会社イミュ」が取り扱っているブランド商品なのですが、業界では先駆け的存在だったことから、現在では二重まぶたを作るためのアイテムをまとめて「アイプチ」と呼ぶようになりました。

ただ、「アイプチ」はイミュのグループ会社が商標権を持っているため、他のブランドから販売されている商品は「ふたえのり」といった別名で呼ばれています。

アイプチの特徴・役割

目を大きく見せることができる

一般的に、まぶたは一重よりも二重の方が目力が強くなるため、アイプチで二重にすると目を大きく見せる効果が期待できます。

さらにアイシャドウやアイライン、マスカラなどのアイメークをするとよりいっそう目元が華やかになります。

自宅で簡単に二重を作れる

美容外科や形成外科などでは、二重を作るプチ整形が行われています。

特殊な糸をまぶたに縫い込んだり、あるいはメスで切開して作る方法など手術方法はいろいろありますが、コストが高かったり、まぶたへの負担が大きいなど、いくつかのデメリットがあります。

その点、アイプチは自宅で二重まぶたを作れる上、費用もそれほどかからないので、手軽に二重を作りたいという方にうってつけです。

アイプチの種類

アイプチは他のブランドのものも含めるといろいろな種類がありますが、大きく分けると4つのタイプにわかれます。

のりタイプ

特殊なのりをまぶたにぬり、プッシャーと呼ばれる専用の道具を使っておさえることで二重を作れるタイプです。

アイプチの中でも最もスタンダードなタイプで、初心者でも楽に二重を作れるところが大きな特徴です。

ただ、まぶたを閉じたり、下を向いたりしたときにアイプチを使っているのがバレやすいという欠点もあります。

テープタイプ

専用の透明テープを貼り、まぶたの皮膚同士を接着するタイプです。

まぶたにテープを貼るだけなので簡単ですが、いくら透明でもやはりテープは目立ちやすく、のりタイプよりもさらにバレやすいところがネックです。

ただ、近年は従来のセロハン素材ではなく、自然に仕上がるファイバー素材を使用しているものが増えており、密着性も高くなったことから、テープタイプの人気も高まってきています。

リキッドタイプ

まぶたを収縮させて二重を作るタイプで、別名リキッドテープとも呼ばれています。

まぶた同士の皮膚をつけるのではなく、乾いたリキッドがまぶたを持ち上げる仕組みになっているので、よりナチュラルな仕上がりになります。

まぶたへの負担も軽いので画期的なアイテムとして注目されていますが、他のタイプに比べるとややコストが高いところが難点です。

アイプチを使うときのポイント・注意点

使用前は目元のケアをしっかりと

目のまわりは他の部分と比べると皮膚がかなり薄く、デリケート部位と言えます。

そこに薬液を塗ったり、テープを貼ったりすると少なからずまぶたに負担がかかり、人によっては乾燥したり、炎症を起こしてしまうことがあります。

そのため、アイプチを使う前はクリームや乳液などでしっかり保護し、できるだけ皮膚に負担をかけないようにしましょう。

雨の日、暑い日はウォータープルーフタイプを使おう

アイプチにはのりタイプやテープタイプなどいろいろな種類がありますが、いずれのタイプもスタンダードなものは水に弱く、雨に降られたり、汗をかいたりすると接着が取れてしまう可能性があります。

そのため、雨が降っている時や汗をかきそうな暑い日は耐水性にすぐれたウォータープルーフタイプのアイプチを使うことをおすすめします。

アイプチの選び方

アイプチはタイプによって接着力や使い勝手の良さが異なるので、自分のまぶたの状態やライフスタイルなどに合わせて選びましょう。

まぶたの状態で選ぶ

まぶたの状態には個人差があり、皮膚の厚みや伸び方は人それぞれ異なります。

たとえばまぶたの皮膚が柔らかく、のびやすい人はのりタイプやリキッドタイプがおすすめ。

テープタイプに比べると手軽なので、アイプチ初心者でも簡単に使いこなせます。

一方、まぶたに厚みがある人や、皮膚があまり伸びない人はテープタイプを選ぶのがベスト。

接着力が強いので厚いまぶたでもしっかりはり付き、二重を長時間キープできます。

手軽さで選ぶ

アイプチはどの商品もまぶたにつけるという点では共通していますが、付け方は商品によってまちまちです。

特にテープタイプはテープ自体が細めで扱いにくく、貼る位置も限定されるため、慣れるまではかなりの時間がかかってしまいます。

一方、のりタイプやリキッドタイプはまぶたに塗りやすく、範囲もテープタイプほど制限されないので、不器用な方でも簡単に二重を作ることができます。

価格で選ぶ

アイプチの値段は商品によって差が大きく、安いものは100円~500円程度で購入できますが、高いものになると3000円以上するものもあります。

アイプチは人によっては毎日使うものなので、できれば安い方を選びたいところですが、あまり値段が安いものは接着力が弱かったり、きれいに仕上がらなかったりすることがあります。

一方、高価なものは接着力、耐久性ともに高く、見た目も自然に仕上がるものが多くなっています。

もちろん、安くても質が良い商品はたくさんありますが、あまりに安いものは満足いく仕上がりにならない物が多いので、最低でも500円~1000円以上の価格帯のものから選ぶのが無難です。

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