基礎化粧品(スキンケア化粧品)
基礎化粧品とは、素肌に直接つけて水分や油分、美容成分などを補うことができるコスメのことです。
「肌(skin)」を「お手入れ(care)」することから、別名スキンケア化粧品とも呼ばれています。
肌を飾るメークアップ化粧品とは対照的に、肌そのものを保護する役割を担っており、毎日朝晩、定期的に行うのが基本です。
ひと言に基礎化粧品といっても数多くの種類があり、それぞれ独自の特徴や役割をもっています。
基礎化粧品の種類
使用する基礎化粧品は人によって種類も数もまちまちですが、ここでは代表的な基礎化粧品の種類を紹介します。
洗顔料
その名の通り、顔を洗うために使用する化粧品のことです。
汚れを落とし、肌を清潔に保つための必須アイテムと言えます。
形状はクリーム状のものや石けん、液体、パウダータイプなどさまざまで、中には美容成分配合のものも存在します。
化粧水
肌に適度な水分を補給するために使用するコスメです。
乾燥を防いで肌トラブルを予防したり、つややかな肌をキープするために活用します。
また、配合成分によっては肌を柔らかくしたり、毛穴を引き締めるなどの効果も期待できます。
美容液
さまざまな美容成分を配合した基礎化粧品のことです。
肌に足りない栄養素を補うことに特化しており、配合成分の種類に応じて保湿や美白、アンチエイジングなどさまざまな効果を発揮します。
近年は顔だけでなく、まつげ専用の美容液なども発売されています。
スキンケアクリーム
肌を保護する目的で使用するアイテムです。
粘性が高く、肌の表面に塗ると被膜が形成され、乾燥などから大事な肌を守ってくれます。
乳液
肌に適度な油分を補給する基礎化粧品です。
クリームに比べるとやや液体に近く、化粧水とセットで使うと水分と油分のバランスが整い、健やかな肌状態をキープできます。
クレンジング
メーク汚れを落とすために使用するコスメです。
洗顔だけでは落としきれないメークをしっかり洗い流し、肌トラブルの発生を防ぎます。
昔はオイルクレンジングが主流でしたが、最近はローションタイプやシートタイプ、クリームタイプなどさまざまな種類のクレンジングが発売され、それぞれ人気を集めています。
パック
美容成分が染みこんだシートまたは肌によい素材などを直接肌にのせ、時間をかけて浸透させるスキンケア方法です。
手軽な化粧水や美容液に比べると手間がかかりますが、そのぶん成分の浸透性が高く、より強力な美肌効果を実感できます。
他の基礎化粧品は基本的に毎日使用しますが、パックは1週間に1回くらいのペースで使用することが多く、特別な時のスペシャルケアと言えるでしょう。