ファンデーションの価格の違いって?

ファンデーションは人によっては毎日使うものなので、商品を選ぶ時は価格も気になるところです。

化粧品売り場に行くと、1つ数百円というプチプラコスメから、数千円する高級コスメまで、さまざまな価格帯のファンデーションがずらりと並んでいますが、ぱっと見た感じでは、高いものも安いものもあまり違いがないように見えます。

では、ファンデーションの価格の違いは一体どこから来るのでしょうか?

安いファンデーションと高いファンデーションの違い

使用感の違い

安いファンデーションと高いファンデーションの違いが一番わかりやすいのは、実際にファンデーションを肌にのせたときの付け心地です。

安いファンデーションの場合、粒子が粗いものが多いため、肌になかなかフィットしにくく、伸びが悪かったり、塗りムラができたりします。

一方、高いファンデーションは粒子がきめ細かいため、肌への密着性が高く、さっと伸ばしただけで均等になじんでいきます。

また、肌にのせた後の付け心地も軽く、安いファンデーションよりも肌にストレスを感じないところが大きな違いと言えるでしょう。

配合成分の違い

ファンデーションの基本的な原料はベースとなる油分と顔料ですが、高いファンデーションの場合、その他にスキンケア効果のある美容成分が配合されています。

たとえば保湿効果の高いヒアルロン酸や、肌を保護するセラミド、美白効果のあるビタミンCなど、化粧水や美容液などに含まれているぜいたくな成分が高配合されているのです。

ファンデーションは時間が経過すると乾燥し、化粧が崩れやすくなりますが、美容成分が配合されている高級コスメの場合、保湿効果によってメークが長持ちするところが特徴です。

本当にコストパフォーマンスがいいのはどっち?

安いファンデーションと高いファンデーションを比較すると、使用感やメークのもちの良さ、肌への負担のいずれにおいても、値段の高い化粧品の方が一枚上手だということがわかります。

ただ、そのぶんコストがかかってしまうところが難点で、コストパフォーマンスを重視すると「やっぱりプチプラの方が・・・」と思ってしまうところです。

確かに購入する時点では高いファンデーションの方が出費がかさんでしまうのですが、長い目で見ると、実は高いファンデーションの方がコストパフォーマンスが高い可能性大。

というのも、安いファンデーションの場合、テクスチャの伸びが悪いので何度も重ね塗りしなければならず、一度に使う量が高いファンデーションより多くなってしまうのです。

また、安いファンデーションはフィット感も低いため、化粧もちが悪く、一日に何度も化粧直しをしなければいけません。

そのぶんファンデーションの消費量は増加してしまうので、たとえ初期費用が安くても、トータルで見るとコストパフォーマンスが良いとは言えませんね。

毎日使うものはできるだけ安く済ませたいところですが、ファンデーションに関しては、安物買いの銭失いになる可能性が高いので、値段だけで選ぶことのないようにしましょう。

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