ミネラルファンデーションは若い人にオススメ
ファンデーションはメークになくてはならない必需品ですが、原料にはタール系色素やオイルなどが使用されており、肌にかなりの負担をかけてしまいます。
特に肌の弱い方はファンデーションに負けて肌荒れを起こしてしまうこともあり、メークそのものがストレスになってしまうことも。
そんな女性におすすめなのが、アメリカ発祥のミネラルファンデーションです。
その名の通り、原料に酸化亜鉛や酸化チタン、マイカ、酸化鉄といった天然ミネラル分が使用されており、肌に余計な負担がかからないところが特徴。
実際、販売メーカーも「つけたまま寝ても大丈夫」と断言するほどの低刺激性で、敏感肌の方も安心して使えるしくみになっています。
そのぶん、一般的なファンデーションに比べるとカバー力はやや弱いものの、軽いシミやくすみなら問題なくカバーできるので、比較的肌トラブルの少ない若い方には肌に負担をかけないミネラルファンデーションの方がおすすめと言えるでしょう。
ミネラルファンデーションの特徴・役割
低刺激で肌にやさしい
一般的なファンデーションには界面活性剤やタール系色素、合成ポリマーなどの化学成分が含まれており、長時間つけていると肌に大きな負担がかかってしまいます。
その点、ミネラルファンデーションは天然由来のミネラル成分で作られているため、肌にやさしく、敏感肌の方でも毎日使える低刺激コスメに仕上がっています。
ナチュラルに仕上がる
ミネラルファンデーションは付け心地が軽く、まるでメークをしていないかのような快適さを実感することができます。
また、キメの細かいパウダー状になっているので厚塗りになる心配もなく、ナチュラルな見た目に仕上がるところも特徴です。
時短メークできる
ミネラルファンデーションはブラシでパウダーを絡め取り、顔の表面でくるくる円を描くようにするだけで簡単にのせることができます。
慣れるまでは少し苦労しますが、使い方をマスターすれば、パフでいちいちつけるより短時間でメークを終わらせることができるので、時間の節約になります。
クレンジング不要でお手軽
一般的なファンデーションは油分が多いぶん、専用のクレンジングでしっかり洗浄しないとメーク汚れを落とすことができません。
クレンジングは手間がかかるのはもちろん、洗浄力の強い界面活性剤を使用しているので、繰り返し使用すると肌に負担をかける可能性があります。
その点、ミネラルファンデーションは天然成分だけで作られているため、メークを落とす時はクレンジングなどの化粧品を使う必要はなし。
普通の洗顔料や石鹸などで顔を洗うだけで落ちるので、手間も負担もかからず、一石二鳥です。
ミネラルファンデーションを使うときのポイント・注意点
塗る前はしっかり保湿を!
ミネラルファンデーションには水分や油分が含まれていないため、そのままつけようとすると塗りムラができたり、粉が浮いてきたりする可能性があります。
そのため、ミネラルファンデーションを塗る前は、化粧水で保湿したり、ミストをふきつけたりして肌にたっぷり水分を補給しておくようにしましょう。
少量ずつ重ね塗りする
ミネラルファンデーションのようなパウダータイプは、一度に大量につけると粉が浮きやすく、仕上がりにムラができてしまいます。
特に初心者の方はブラシにたっぷり粉をつけてしまいがちなので、一度ブラシに粉をとったら、容器のふたなどを使って余分な粉を払い落とし、少量ずつのせるようにしましょう。
その上で、気になる部分には少しずつ重ね塗りすると、ナチュラルな仕上がりとカバー力の高さを両立させることができます。
開封後はすみやかに使い切る
ミネラルファンデーションは余計な添加物が入っていないところが魅力ですが、その反面、防腐剤の入っている一般的なファンデーションに比べると品質の低下が速い傾向にあります。
未開封のものについては2~3年程度もちますが、一度開封するとその瞬間から酸化が始まるため、肌への負担を抑えるためにも、開封後は半年間を目安に使い切るようにしましょう。
また、保管の際は直射日光や高温・多湿の場所を避け、冷暗所に保存するのがベストです。
ミネラルファンデーションの選び方
アメリカ発祥のミネラルファンデーションですが、近年は日本国内にもその人気が伝わり、各メーカーがさまざまなミネラルファンデーションを販売するようになりました。
同じミネラルファンデーションでも、使用している原料や配合量は微妙に違うので、自分の目的や使用感、使い勝手などを比較した上で慎重に選ぶことをおすすめします。
カバー力で選ぶ
ミネラルファンデーションは天然成分を使っていて低刺激なぶん、一般的なファンデーションよりもカバー力が弱いと言われています。
ただ、最近では原料はそのままに、特殊な加工をほどこすことでカバー力を高めた商品も出てきています。
特に肌への密着感を高めたものや、粒子が細かいものはカバー力が高い傾向にあるので、公式サイトやパッケージの説明を読んで特徴をよくチェックしてみましょう。
カラーバリエーションは豊富なほどよい
肌の色は個人差が大きく、もし自分の肌色に合わないファンデーションを選んでしまうと、白浮きの原因になってしまいます。
そのため、ミネラルファンデーションを選ぶ時は、なるべくカラーバリエーションが豊富な商品を選ぶのがポイント。
中には20種類近いカラーバリエーションがラインナップされている商品もあり、自分の肌色にぴったり合った商品が見つかりやすくなっています。
ブラシの使い心地もチェック
ミネラルファンデーションの場合、本品と一緒にブラシがセットになっている場合が多いのですが、ひと言にブラシといっても、メーカーによって毛の素材やコシの強さ、お手入れのしやすさなどが大きく異なります。
特に注意したいのがブラシの毛質で、もし肌に合わなかった場合、肌荒れなどのトラブルを起こす可能性大。
もし一度使ってみて、肌にチクチクした痛みを感じたり、かゆくなったりした場合は、すぐに使用を中止し、別売りのブラシを使った方がよいでしょう。
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